絞扼輪の亀裂や裂傷に対する包茎手術は仙台中央クリニックへ

45歳、独身。包皮の亀裂、絞扼輪の亀裂、包茎手術
症例経過：包皮に絞扼があり、少し気になってはいたものの、特に困らないので長期に放置していた症例です。しかしここ数年、包皮炎をくりかえして発症するようになり、その度に一般病院の皮膚科で軟膏を処方されて塗っていました。最初は良かったのですが徐々に薬が効かなくなり、包皮に亀裂が入り、締め付けがきつくなってしまいました。日常の排尿も痛くてできなくなったために、仙台中央クリニックを受診されました。包皮の狭窄部周囲に、痛々しい亀裂や裂傷があり、絞扼輪を含めて包皮を切除しました。手術はスムーズに終わり、手術後は、痛みが取れました。
症例解説：絞扼輪が有っても特に困らないため長期間放置し、包皮炎を繰り返すようになり、包皮の亀裂による痛みのために仙台中央クリニックを受診される方がおられます。塗り薬が効果的な状態では、塗り薬で様子を見るのが一般的ですが、塗り薬が効きにくい状態であれば、手術をするのが良いとお勧めしています。包茎手術により、亀裂を含めて絞扼輪の全切除を行うことにより、日常生活の痛みが消失します。包茎手術は内出血のリスクが有ります。

39歳、独身。絞扼輪の亀裂、包皮の亀裂
症例経過：元々、強い狭窄、絞扼輪があり、亀頭を露出することが困難であった症例です。強引に剥いて性交渉をした所、包皮に裂傷をきたし出血したために、急いで来院されました。診察したところ、絞扼輪の部位で陰茎が締め付けられ、包皮が裂けている状態でした。狭窄部分の皮膚を切除し、絞扼輪を解除しました。締め付けは改善し亀裂は無くなりました。一時はどうなることかと思いましたが狭窄が取れてホッとしたと、喜んで頂きました。
症例解説：剥け難い状態を強引に剥いて、出血したために、包皮に裂傷をきたし、来院いただくことがあります。また、インターネットや雑誌で紹介されている自力で包茎を治す方法を実践してトラブルになることも有ります。治せるかどうかは程度問題であり、強度の絞扼が有る重症の包茎では、自力で治すことはほとんど不可能であり注意が必要です。剥けない状態を強引に剥いてしまうのはリスクが高くなります。剥くときに強い痛みを伴う場合は、自分で処置することはせずに、経験豊富な医師に、お願いしてください。包茎手術は、内出血や腫れのリスクが有ります。

48歳、既婚。絞扼輪の亀裂、包皮の亀裂
症例経過：包皮に強い狭窄が有り、その部位に亀裂や裂傷を生じるため、性交渉が制限されていた症例です。通常の日常生活は送れていましたが、痛みが増強したため、治療を希望して御来院いただきました。診察したところ、陰茎は下腹部に埋まる傾向が有り短小陰茎で、包皮に強い絞扼が存在していました。絞扼輪を切除すると共に、美容的面を考慮して短小の改善も行いました。手術により、絞扼を除去することが出来、痛みが消えたのと美容的にも見栄えが良くなりました。
症例解説：狭窄が強く、亀裂や裂傷を生じた場合、痛みのために生活に制限をきたしますので、手術が勧められますが、現実には放置している方もかなり多いようです。症状が強くなってから、やっと治療を決心される方にご来院されています。「こんなに簡単に終わるならもっと早く来ればよかった。」と、言ってもらえることが多く、早めの受診をお勧めしています。包茎手術は、術後出血のリスクが有ります。