悪循環に陥った絞扼輪の治療は仙台中央クリニックへ

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悪循環に陥る絞扼輪

悪循環に陥る絞扼輪

絞扼輪は包皮の最も狭い部分であり、その部位に負担がかかると、狭窄や炎症が進行し悪循環に陥ることがあります。炎症が慢性化すると僅かの刺激でも裂けるようになり、包皮萎縮をきたします。裂傷範囲の拡大や痛みの増強も認められます。絞扼輪のある包茎は放置すると嵌頓状態になることがありますので、早めに専門のクリニックを受診することをお勧めしています。

締め付けの程度

包皮輪の締め付けの度合いにより、軽度絞扼型、強度絞扼型に分類されます。軽度絞扼の場合、通常時は亀頭の露出ができても、勃起時に陰茎部を一部絞めつけることで痛みを感じてしまいます。また、高度絞扼の場合には、亀頭の露出は困難で、包皮の裂傷を繰り返し、後天的な真性包茎や閉塞性乾燥性亀頭炎を誘発します。

絞扼輪を放置

絞扼輪を放置すると、陰茎部の包皮が炎症を起こし、包皮が切れて痛みを伴うようになります。特に酷い状態では軽い刺激で包皮が裂ける方もいらっしゃいます。初期の段階で適切な処置を行えば、酷くなることはありませんが、長期に放置した場合重症化します。

亀頭の過敏症

絞扼輪がある場合、包皮の翻転時に痛みが強く、亀頭の露出が出来ません。亀頭が刺激に対し過敏になり、触るだけでも激痛を生じることも有ります。痛みのために日常生活に障害が生じることも有ります。

慢性裂傷に陥る絞扼輪

絞扼輪は、狭い皮膚に負担がかかるため、皮膚が傷つきやすく、皮膚が切れて爛れるために、包皮炎になり易く、包皮拘縮が進行します。皮膚に傷跡が残っている場合や、発赤が認められる場合は、以前に皮膚に障害を起こしていた可能性が高く、将来的に慢性的な裂傷に移行します。

悪循環に陥った絞扼輪の治療

悪循環に陥った絞扼輪は余剰包皮の切除が必要です。包茎手術により、包皮の絞扼輪と包皮炎の好発部位である亀頭側の皮膚を切除します。陰茎基部の厚い包皮を上方に持ってきて亀頭の直下で縫合します。絞扼輪や包皮炎によりダメージを受けた亀頭側の包皮を切除する事ができ、皮膚の厚い陰茎基部側の包皮で置き換えるため摩擦にも強くなります。包茎手術を行うことで、亀頭と余分な包皮の間に垢がたまらなくなり衛生環境も改善します。

悪循環に陥る絞扼輪リスクやデメリット(稀なものを含む)

  • 術後アルコ-ル摂取や激しい運動を控える必要が有ります。
  • 通院は基本的に必要ありませんが、縫合している糸が取れない場合には来院する必要が有ります。
  • 直接患部に衝撃が加わらないようにする必要が有ります。
  • 治療後3日間は包帯をしたままで過ごす必要が有ります。
  • 自転車やバイクなどの乗り物を控える必要が有ります。

悪循環に陥る絞扼輪ビフォーアフター症例写真

絞扼輪のある包茎手術 症例写真1
絞扼輪のある包茎手術 症例写真2

39歳、未婚。包茎手術、埋没修正
症例経過:絞扼輪が進行し剥けなくなった症例です。以前は亀頭の露出が出来ていましたが、炎症を繰り返し、露出が困難になりました。30代に入ってからは炎症が慢性して、絞扼輪が強くなり剥けなくなってしまいました。衛生面や機能面に支障がでてきたので、将来的なことを考慮し手術を考え、仙台中央クリニックに御来院いただきました。診察したところ、陰茎が体内に埋没し、包皮の絞扼輪が強く化膿性の炎症が認められました。埋没陰茎を修正した上で、炎症部位と絞扼輪を切除しました。亀頭が露出され清潔になりました。
症例解説:絞扼輪のある包茎の方は悪循環に陥ることが多く、手術をお勧めします。絞扼輪が強く包皮の窮屈な部分が存在すると、包皮の最も緊張のかかる部分が疲弊し、炎症を起こし易くなります。炎症を繰り返すと慢性化し、伸縮性が失われて裂けやすくなり、絞扼輪がより深刻な状態の悪循環に陥ります。炎症や亀裂が慢性的になることが原因で包皮萎縮による真性包茎に繋がります。余剰包皮を、絞扼輪を含め切除することにより、亀頭が露出して衛生的な環境が得られます。包茎手術は包皮の腫れが続くリスクが有ります。



包皮輪の亀裂について教えてください。

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