スーパーヒアルロン酸の注入失敗除去は仙台中央クリニックへ

他院修正手術 - スーパーヒアルロン酸除去

スーパーヒアルロン酸とは

スーパーヒアルロン酸という名称の注入剤があることが知られています。スーパーヒアルロン酸というと、いかにも効果がありそうなネーミングですが、その成分は様々で特定することはできません。各クリニックが宣伝目的に、スーパーヒアルロン酸と名付けているだけで、そもそも特定の材質を示す名称ではないからです。そのため、スーパーヒアルロン酸に対して多くの誤解が生じています。


ダーマライブ

ダーマライブという製品をスーパーヒアルロン酸と言う名称で宣伝している場合があります。ダーマライブ(Dermalive)とは、ヒアルロン酸にHEMA(ハイドロキシメチルメタクリレート)と呼ばれる粒子を混ぜた医療用注入材です。注入後赤く腫れあがる異物反応を示したり、異物性肉芽腫と呼ばれる岩のように硬い肉芽組織が出来たりすることがあるなどかねてからその危険性は指摘されていました。特に異物性肉芽種は簡単に治療できるものではありません。注入する際には、その材質を確認し、トラブルにならないよう注意する必要があります。


スーパーヒアルロン酸による陰茎増大

スーパーヒアルロン酸を、陰茎増大目的に注入しているクリニックがあります。暫くの間は、問題なかったものの、数年して、注入部が不均一でボコボコになった、一部塊状になった、陰茎が変形したなどの、御相談を頂いています。そのような変化は、簡単に治療できる場合もありますが、ほとんどは難易度が高い治療になります。


スーパーヒアルロン酸除去

スーパーヒアルロン酸により陰茎増大を受けたが、失敗したようだ、修正してほしい、元に戻りたい、という理由で除去手術の依頼をいただいています。材質が不明であることが多く、修正手術は難易度が高い治療になります。手術した時の状況を詳しくお聞きした上で、修正手術の可否を判断させていただいています。除去希望の場合は御相談いただきたいと思います。


スーパーヒアルロン酸除去のビフォーアフター症例

スーパーヒアルロン酸除去

38歳、男性。スーパーヒアルロン酸注入失敗、除去
7年前にスーパーヒアルロン酸による陰茎増大の治療を首都圏内のクリニックで受けた症例です。陰茎増大後、数年経過してから、注入物が硬くなり、不均一で、ボコボコになったということで、修正を希望して仙台中央クリニックを受診していただきました。診察したところ、陰茎は変形して醜形をきたしていました。できるだけ元の状態に戻りたいという御希望により、スーパーヒアルロン酸除去手術を行いました。注入物を除去して、陰茎をできるだけ自然な形にしました。写真にて除去したスーパーヒアルロン酸の一部を示しました。血液が付いているため、やや赤く見えますが、白色の充填剤が用いられていました。
クリニックより:スーパーヒアルロン酸の注入と聞くと、高い増大効果がありそうな印象を受けてしまいます。しかしスーパーヒアルロン酸とは医学的名称ではなく、クリニックが勝手に付けたネーミングであり、その材質は、各クリニックで様々で特定できません。スーパーヒアルロン酸を入れた症例の中には、陰茎が変形したり、異物反応を起こしたり、異物性肉芽腫を形成したりして、問題になることがあります。そのため修正治療は応用問題的な技術を必要とし、難易度が高くなります。スーパーヒアルロン酸を依頼する際には御注意いただきたいと思います。



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